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当院ではなるべく薬に頼ることなく認知行動療法など薬物療法以外の治療を積極的に取り入れています。

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心理療法とは…

心の病気は次の3つに分類されます

  • 「器質性疾患」…脳の萎縮など目に見える変化がある疾患(例)認知症  
  • 「内因性疾患」…神経伝達物質などミクロの世界での変化がある心の疾患
  • 「心因性疾患」…人間関係やイジメなどによる心の傷が原因となった心の疾患

このうち「心因性疾患」は薬物治療では限界があり、心の奥に埋もれてウヤムヤになっている問題を解決しなければなりません。そのためには心理療法が一番有効な治療法なのです。心理療法は、カウンセラーとの対話のなかで、自分の言葉で話しながら、これは大切…これはいいか…と心の中を整理していくものだと思ってください。日記を付けると気持ちがすっきりし、さらに色々な発見があるのと同じことです。当院では、患者さんの心理療法の内容をもとに、院長と担当カウンセラーが検討会を行い、患者さんにとって最適な治療方針を決めています。

個人のための心理療法

人間関係・家族の問題、そして自分自身の問題

  • 他人や家族のことで心が疲れている。
  • 言葉が心に突き刺さったまま、ずっと心に残っている。
  • 自分自身が分からない。
  • 誰にも話せず、ずっと悩んでいる。

当院専属の心理カウンセラー(臨床心理士&産業カウンセラー)が、あなたの傷ついた心を自分の心に置き換えて、あなたの立場で、あなたが抱えている問題の解決に挑みます。 家族の問題(親子・夫婦・嫁姑)・友人との問題・恋愛の問題…何でもお話しください。 きっと、カウンセラーが差し出した心の手が、あなたの身体にまとわりついたツタをほどいてくれるでしょう。

働く人のための心理療法

職場でのストレス

  • 仕事がつらい、疲れが取れない。
  • 職場の人間関係でストレスを受けている。
  • どうしていいか分からない。
  • 誰にも話せず、ずっと悩んでいる。

職場の誰にも言えず、一人抱え込んでいた辛いことや苦しんでいることを、カウンセラーに話してください。 当院専属の心理カウンセラー(臨床心理士&産業カウンセラー)は、あなたの傷ついた心を自分の心に置き換えて、あなたの置かれている職場での微妙な立場を考慮し、今、あなたが進むべき最善の道を探ります。

心理療法受診者の声

H.Kさん(女性)

私はいわゆる「仕事人間」で、症状が出はじめたのは、会社のパワーハラスメントですが、その頃はそれがストレスだという自覚はありませんでした。上司にひどい暴言を浴びせられても、ひたすら自分を押し殺していました。そんな日々を繰り返している内に、だんだんと過呼吸や不眠などの症状が続くようになり、近所の心療内科にかかりました。しかし、薬が増えていくばかりで悪化する状況が1年以上続きました。薬だけではだめなのではと考え、カウンセリングを受けることにしました。しかし、カウンセリングとは何なのかも知らず、私自身の目的が明確でなかったため、暗中模索しながらのカウンセリングでした。その後、会社からの説得により休職ではなく退職しました。仕事人間から仕事がなくなり、残ったのは絶望でした。心身ともにどん底状態で、「どんな自分になりたい?」の問いかけに、「死にたい」「消えたい」と言ったり、カウンセリングを中断することもたびたびありました。それでも投げ出さず、2年も続けてこられたのは、私がどんな状態であっても笑顔で迎えてくれて、しっかり向き合い、寄り添い続けてくれるカウンセラーのおかげだと思っています。
そして今では、自分自身の人生を生きるためにどんな問題があり、それをどう解決していくかが私の課題となり、カウンセラーとともに一歩ずつ、社会復帰への道を歩んでいます。

T.Mさん(男性)

私は某企業で働く普通のサラリーマンでした。大規模なコンピューターシステムを相手に多忙を極める毎日の中で、私は自分の限界を超えてしまいました。一ヶ月半の入院をした後、通院、自宅療養を始めました。主治医から過度の労働や残業を避ければフルタイムの勤務をしても良いといわれるまで回復し、その結果を上司へ報告にいきました。しかし、返ってきた回答は、「夜勤を行うポジションしか用意できない」というものでした。こちらの健康の都合を踏まえつつ、会社に貢献したい意思を長い時間をかけて伝えましたが、会社側の意見は変わらず、私は退職せざるをえなくなりました。そのとき私は、あらゆる否定的な感情に苛まれました。毎日頑張ってきた結果がこれなのか、と全てを呪いました。何もかもが嫌になり、自分さえも消してしまいたいと思うようになりました。
そんな私に一筋の光明をもたらしてくれたのが、カウンセリングでした。当初、人間不信だった私には、「どうせ単なる励ましや同情なんでしょ」と思っていましたが、カウンセリングを重ねるたびに信頼感が生まれ、次第に『この人は本当に自分を受け止め、認めようとしている』と思うようになりました。
そこから、真の意味でのカウンセリングが始まりました。自分の幼少の頃から現在までの経緯、そして全ての思いのたけをぶつけるようになりました。カウンセラーがそれら全てをしっかり受け止めてくれたのはいうまでもありません。そのおかげで、今の私は『いつもと同じ道をまっすぐ前を向いて歩いてみよう』『苦しくなったら空を見上げて、何かほんのちょっとでも掴み取ってみよう』そんなふうに思えるようになりました。このストレス社会のなか、私の戦いは終わったわけではありません。正直なところ、くじけそうになるときもあります。けれども、少なくともカウンセラーという自分を受け止めてくれる存在がいることで、自分の存在を肯定し、自分はまだ頑張れると思い、そして独りぼっちじゃないと思えるようになったのは、私自身の正直な気持ちです。
心に絡まった蔦をここまでほどいてくださったカウンセラーに感謝するとともに、これからもともに戦ってくださることを切に願っております。


9:00~12:30 14:30~18:00

※第3日曜日のみ

※第3日曜日のみ

院長診察★ 心理療法など○

※ 日・月・祝日は休診です。
※ 時間予約制。電話で予約できます。

※ 広電宇品線(5番)皆実町2丁目下車
※ 駐車場完備(1階駐車場が満車の場合でも近くの100円パーキングを無料でご利用できます)