パニック/社交不安/強迫性障害外来
人の脳には危険センサーがあり、危険が迫ると「危険!危険!」と指示を出します。すると神経系は心拍数や呼吸数を増やして、すぐに走って逃げられるようにします。しかし、危険状態がいたり過度な危険に遭うと危険センサーが誤作動を起こし、危険でないのに身体を危険回避状態にしてしまうのです。これが「パニック障害」「社交不安障害」の正体です。また、これら不安や恐怖を忘れるため、あえて鍵の確認・必要な手洗いなどをすることにより心にフタをする病気が「強迫性障害」です。
これら不安や恐怖を主症状とする心の病気は、薬物療法と認知行動療法を併用して治療します。