うつ/ストレス外来
ストレスを受けると、抗ストレスホルモンが分泌されます。このホルモンはドーピング剤のようなもので、身体を『戦闘モード』にしてストレスに打ち勝とうとします。ところが、強いストレスやストレスが長期に及ぶと、このホルモンが出過ぎてしまい、ホルモン分泌機能不全になるなどして身体症状や抑うつ気分などの心の症状も出てきます。そして、「うつ病」「適応障害」「過敏性腸炎症候群」「身体表現性障害」などいろいろな心の病気になってしまいます。もちろん薬を服用することにより、ある程度症状は軽減しますが、ストレスの元がなくならない限り症状は再発します。
当院では薬物療法・心理カウンセリングなどによる加療で症状を軽減させ、さらに症状が再燃しないように日常生活の改善や運動などストレス発散の指導をしています。
過去6ヶ月を振り返って当てはまる項目の数をお答えください。
- よく肩がこる
- 全身がだるい
- 腰が痛い
- めまいがする
- 便秘がち
- 胸が圧迫されるようで苦しい
- よく喉が渇く
- 手足がしびれる
- 手足が震える
- 朝早く目が覚める
- 朝、憂うつな気分がする
- 仕事にとりかかる気になれない
- 根気が続かない
- 物事がなかなか判断できない
- なんとなく不安でイライラする
- いっそこの世から消えてしまいたい
- これから先の自信がない
- いつものように気軽に人に会えない
5個未満の人
とくに心配はありません。
5~9個の人
要注意、休養をとって疲れをとってください。
10個以上の人
ストレスが心身に現れています。心療内科で受診してください。